ハクビシンの糞(ふん・フン)に要注意!引き起こす害とは?

ハクビシンの糞(ふん・フン)に要注意!引き起こす害とは?

ハクビシンのフンの被害に悩んでいる人はたくさんいます。
しかし、ハクビシンはどのような動物で、フンの大きさがどれほどのものなのかということが分からないと対策も難しくなってしまいます。

見知らぬフンを見つけると焦ってしまいますが、感染症などの危険性を考慮して適切な処理をすることが重要です。

早く片づけたい気持ちは分かりますが、いきなり素手で掴むなど安易な対応は安全上の問題から避けなければいけないことです。

ここではハクビシンのフンの状態や具体的な被害などを確認していきます。

糞(ふん・フン)の特徴と排泄場所

糞(ふん・フン)の特徴と排泄場所

ハクビシンのフンの大きさは小型犬と同じくらいです。

具体的には5~15センチほどの丸みをおびた細長い形をしています。泥団子のように見えるかもしれませんが、大きな特徴としてフンの中に果物や野菜の種が入っているということが多いです。

なぜなら、ハクビシンは雑食性で昆虫や鳥、その卵など何でも食べるのですが野菜や果物を好む傾向があるからです。
消化しきれなかった種や実がそのまま出てくるので、特徴的な状態になり野良犬などとは違う形態になります。

雑食性なので食べるものによって色は変わりますが、黒や茶色が多いようです。
ニオイも食べたものによって変わりますが、あまりいいものではありません。

ハクビシンは巣の近くに排泄をするための場所を決めるという習性があります。
一度その場所に決めたら、そこがトイレとなって同じところでフンをし続けるのです。
動物の被害は農村部だけだと思われるかもしれませんが、ハクビシンは都内にも多く出没しています。

トイレとなる場所も平地に限らず、ベランダや屋根の上などの報告も多いです。
天井裏など日頃、目にする機会がない場所を排泄場所に選ぶこともあるので、注意が必要です。

もし、掃除しても同じ場所に繰り返しフンがあるという場合はハクビシンの可能性が非常に高いです。

親指ほどの大きさをするものが多いので、形などもきちんと把握しておきましょう。

あまりフンを見るのは気持ちのいいものではありませんが、野菜などの種が入っているかを確認すると動物を特定する手掛かりになります。

掃除してもムダ?トイレに溜めたがる習性

掃除してもムダ?トイレに溜めたがる習性

ハクビシンはフンを溜めたがる習性を持っています。

犬がいつも同じ場所でマーキングをするのと同じような習性で、巣の近くにトイレとなる場所を作ったらそこでフンや尿をします。
これを「ため糞」と呼び、その場所はフンだらけになってしまいます。
山盛りになったフンというのは想像したくないものですが、ハクビシンの習性ですのでたくさん溜まったからといってその場所を変えようというようなことは一切ありません

ハクビシンは山地だけでなく都心部にも生息していて、木登りが得意です。
そのため、木の上を利用して移動するのですが夜行性なので昼間は洞窟や民家の屋根裏で眠っています。

夜になると起きだして動きますが、屋根裏だけでなくベランダなどにも被害は多く見られます。
屋根裏を日頃から見ることはあまりないでしょうが、ハクビシンのトイレになっているとだんだん天井に染みができることがあります。
そして、その染みをきっかけに初めて気づくということもあるのです。

ニオイなどで気づくこともありますが、見えない場所への被害というのは困ったものです。
もし、ハクビシンが周囲に出ているという情報を得たらきちんと家の中を確認する必要があります。
一旦トイレになってしまうと、その場所に排泄が繰り返されることで被害が拡大するのです。

都心部に住んでいるから動物の被害はないと思い込んでいると、気が付いたときには信じられないような状態になっていることがあります。

習性を理解することで、被害を最小限度に抑えることが出来るだけでなく、その後の対策も行いやすくなります。

引き起こす被害!知っておきたい適切な行動

引き起こす被害!知っておきたい適切な行動

ハクビシンのフンがあると、見た目が非常に悪くなってしまいます。
さらに、フンを溜める習性により山になった大量のフンからウジ虫がわくということも珍しくありません。

ハクビシンは野菜などを好んで食べるために、フンはそれほどにおわないと言われています。
けれども、大量になればそれだけニオイの原因になりますし、フンをした場所で尿もします。
ハクビシンの尿は強烈なアンモニア臭があるので、とても臭く衛生環境が悪くなってしまいます。

また、「ため糞」が屋根裏などの場合は天井に染みができるだけでなく、腐ることで天井が抜けてしまうというトラブルも発生します。

ノミやダニといった被害も報告されていて、健康被害にもつながります。
ペットを飼っている場合にはペットにノミが伝播する可能性も高まるでしょう。
ノミやダニというのはかゆみなどの嫌な症状がありますが、1度なってしまうと完治までには時間が必要です。

また、フンにウィルスがいる可能性もあり、感染症の危険も指摘されています。

フンがあるというだけで精神的な影響を受ける人もいますし、その被害は心身ともに甚大です。

フンがあると気づいたら、その特徴を調べて動物を特定するだけでなく家のどこでフンをしているかを確認しなければいけません。
その場所に染みなどの被害が出ていないか、住んでいる人やペットへの被害もチェックする必要があります。

ニオイが気になるという簡単な問題では終わらないことがほとんどですので、周りを良く調べましょう。

こうすることで現状を正しく認識して、適切な行動をとることができるようになります。

素手は危険!片付ける方法

素手は危険!片付ける方法

ハクビシンのフンを見つけたら、すぐにきれいにしたいと思うことでしょう。
ただし、素手で片付けるのは大変危険です。フンにはウィルスなどがいる可能性もありますので、絶対に素手で触ってはいけません

皮膚に触れないようにするためにゴム製の手袋をしていきましょう。軍手だとしみ込んでしまうのでおすすめできません。

そして、吸い込んだりしないように口にはマスクをして、目の保護のためにゴーグルもかけます。
服に付着してしまうこともあるので、捨ててもいい服を着用して片付けます。

準備ができたらほうきでフンを集めます。
掃除機で吸った方が早いのではと思う人もいるでしょうが、掃除機では雑菌を巻き上げたり、ノズルがつまる原因になります。

フンを取り除いたら、消毒をします。アルコールなどでも構いませんが、完全に殺菌するためには強い酸性の次亜塩素酸ナトリウムのスプレーが最適です。
フンがある周囲を消毒したら、不要な新聞紙や布で拭き取ります。フンがある部分だけでなく、目には見えない菌が付着している可能性があるので周囲を消毒するのがポイントです。

これで片付けは終わりですが、使用したほうきや手袋などには菌やウィルスが付着している可能性が非常に高いです。まとめて捨てるのが賢明です。
もったいないからと、そのままにしておくとサルモネラ菌やエルシニア菌に感染することもありますので避けましょう。

作業する際には子供やペットが近づかないようにして、フンに触れる機会のある人も減らすことも安全上大切なことです。

まとめ

ハクビシンのフンは、まとめて排泄するという習慣から大量になりがちです。

そのため、早めに気づいて対処することが被害を最小限に抑えるポイントです。
大きさや特徴を知り、どこに排泄するのかを知っていれば予防が可能です。

さらに被害と片付け法を知ることで、万一ハクビシンの被害にあってしまっても落ち着いて対処することができるでしょう。

自分だけでなく家族やペットの健康を守るためにも、基本的な知識を覚えておくことが大切です。